【南米・ペルー編】イカのワカチナへ!旅モード復活っ!
前回、失意のロストバゲッジ編をお送りしましたが、ここから少しずつ旅モードが復活してきます。
ロストバゲッジのためにリマに残ることも脳裏をかすめましたが、いや、そんなこと(でもないけど。)で旅の予定を狂わせるわけにはいかないっ!!ロストバゲッジの場合は、どこにいようが航空会社が荷物を所定の場所に届けてくれるらしいし!
前に進むんだ!!
朝食を食べたら気持ちが落ち着いてきた
とにかく着いた日は、落ち込んでしまって何もする気が起きず、強盗に怯え、
これ以上何かを失ったら日本に帰りかねないと外に出る気にもならず、半日、薄暗い安宿でひたすら寝続けていた。
そして、朝。2018年8月26日。
何とか重い腰を持ち上げて、外に出てみることに。
旦那は相当空腹だっただろう。ごめんね。
持ち物は最低限で、外をブラブラ歩いていると、大きな教会が。
でもどこを歩いているんだか、何の教会だか。
ようやく旦那と話す会話も、旅行者らしき人が首からカメラをぶら下げているのを見て、「危ないね。」とつぶやくのみ。
そんな、未だ失意の底の新婚旅行。笑
でも、そんな中で見慣れた看板が…!あ、あれは、、、!
SUBWAY様ーーーーーーーーー!!
ペルーらしい朝食も何だかわからなかった私たちは、確実に安全で、確実に美味しいとわかりきっているSUBWAYの存在が神がかって見えたのです。
店内に入り、1つのサンドウィッチを2人でパクパク。飲み物はもちろんコーラ。
あぁ…美味しい…!!
野菜が体に染み渡る…コーラの炭酸が体の隅々で弾けている…!
何だか空腹が満たされてきたら、一気に何だか前向きになってきた…!
ここはペルー!落ち込んでいたらもったいない!
前に進むんだ!!
(単純。)
いざ!ワカチナ目指してイカへ!
近くのデパートで下着や洗面用具を買って、しっかりレシートは保管して、イカに向かうバスステーションに向かうことに。
今回、イカに寄ったのは単純な理由。
リマからクスコの直通バスが長すぎる。
それが嫌だったのです。
リマからクスコに直で行こうとするとバスで22時間。
なので、途中のイカで一度降りて、ワカチナという不思議な砂漠の中のオアシスで1泊してからクスコに向かおうというルートになりました。
リマからイカへは「クルス・デル・ソール」というペルーの高級バスで向かいます。安全はお金で買えないので、南米はできる限りいいバスを使うことにします。
こちらがそのバスです。
南米の旅では、だいぶお世話になりました。
リマからイカへは約5時間。
噂通り快適なバスでした!!
ワカチナで旅モード復活!
そして快適なバスの旅を経て、イカに到着です!!
イカからワカチナまでは、タクシーで約10分。バスを降りると大量のタクシー運転手が「ワカチナ!ワカチナ!」と声をかけてきます。適当にめぼしい運転手に声をかけて、ワカチナに移動します。
今まで砂漠といえばモロッコのサハラ砂漠に行ったことがあってそれはそれは感動したんですが、それとはまた違う不思議な感覚で砂漠が近づいてきます。
目の前にある砂漠、そしてその中央にポツンとあるオアシスの村、ワカチナ。
大きな泉の周りには、たくさんの宿やお土産屋が並んでいます。
…なんだか旅モードになってきたかも!!!!
ここの宿は当たりだったので、お名前を。
ホテル全体の雰囲気が良かったのと、砂漠が真裏にあるというロケーションも最高でした。
あとは、屋上のレストランも雰囲気抜群でした。
特に朝ごはんを砂漠を横目に食べられるというのが今までにない体験で良かったです!
安宿なのに、お得な宿でした。
うん、なんだか楽しくなってきたぞ…!!